はいしゃさんごっこが始まったとき、一緒に歯ブラシを作りました。
銀紙で袋状に折って作った歯磨き粉を用意しておくと、子どもたちから「はみがきこつくりたい」の声。
様子をみながら、一緒に作るときもあります。色のセロファンも貼って、
「これはいちごあじ」「これはめろんあじ」
またある日、最初に用意しておいた治療道具がだんだんと壊れて減ってきて、子どもたちが来るのを待ちながら、新しく治療道具を作っていると、「わたしもつくる!」の声。
“歯医者さんは準備中“ということにして、ストローとアルミホイルを使って治療道具を作ります。
スプーンのような形から、丸まった形、先が平べったいもの、細くしたものまで、たくさんの道具ができました。
またある日は、ぶくぶくうがいをするための水道の蛇口を作ってみました。コップを添えて、うがい台に。患者さんが座る場所にはやわらかクッションと銀色のエプロン。
だんだんと歯医者さんにあるようなものを揃えて、増やしていきました。
今日も、OHPに歯(アイスキューブ)を並べ、早速治療を始めています。